|
事例3・・・・・長くやってるから誰でも知ってる?
「うちは長いこと商売やってるから有名ですわ」そんなことないです。あなたのお店は逆に知られてないんですよ。
商売を一つの場所で長いことやっていると必ず陥る間違いがあるんですよね。長く商売をやってる人が100人いたら、100人ほとんどがこの間違いに陥ってますね。「うちは有名。誰でも知ってる。」そう思いこんでます。
長く商売をやってるってことは、当たり前の話だけど時間が動いてるわけじゃないですか。周りの環境が変わってるでしょ。それにあわせてお客さんの時間も流れてるんですよね。前はあなたのお店のことを知っていたお客さんも、10年、20年と時間がたったら、生活が変わってると思いませんか。当たり前じゃないですか。常連で来てくれていたあのお客さんも、20年たったらもう50歳。お酒もそんなに飲まなくなったり、健康のことを考えて外食を控えたり、転勤だってするんでしょ。あなたが開店したときのお客さんとは変わってるんですよ。繁盛していたときのお客さんとはぜんぜん変わってるんですよ。これに気がつきませんか?
最近、こんなことがありました。ある寿司バーのお客さんです。
「最近、お客さんが来ない。赤字だ。厳しい。あのころはお客さんがいっぱいだったのになぁ。うちのことみんな知ってるのになぁ」
「社長、そりゃ勘違いですよ。誰もこのお店のこと知らないですよ」
「そんなことあるかい!うちは有名なんやぞ!なんでそんなこと言うんじゃ!おまえんとこの若い衆だってうちのこと知っとるやろ」
「いいえ、みんな知らないですよ。社長のとこの看板はそりゃ見たことあるんでしょうけど、お店の中にどんなものがいくら位であるのか誰も知らないですよ。だって入ったことないんやから」
「そりゃ、あんたが連れてきてくれんからやないか」
「そういう問題じゃないでしょ。うちの社員が知らないんだったら他のひとたちもみんな知らないって思いませんか?だって、うちの社員は少なくともこのお店の名前と看板は知ってるんですよ。なのに聞いてみたら、どんなものがいくらくらいで、宴会が出来るとか、彼女と食べに来るほうがいいのかなんてゼンゼン知らないわけじゃないですか」
長くお店や会社をやっているみなさん。もう一回考えてみてください。きっとあなたのまわりの人たちは、「名前は知ってるけど、なにをいくらくらいで、どのように売っているのかは知らない」という人ばかりのはずですよ。
今からの時代の広告は、お店を長くやっているから有名は通用しません。「うちは何屋で、なにをいくらくらいで、どのように売っている」これを常に明確に出さないとイカン時代です。
これは間違いないです!
|