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事例4・・・・・時代の変化、「主観性」では売れない?
私がお付き合いしたお客様のなかで、ほとんどの方が陥るのがこの「主観性」と「客観性」による間違えですね。
時代が変化していることは皆さん知っている。それなのに、どなたも自分たちの売り方や考え方は全く変えないで、どうやったら売れるだろうって【技術的な】ことばかりを考え、売れないからと言って、広告費用を削減しますね。
広告費を削ろうとすると、安く作ろうっていう印刷会社や印刷屋さんがいっぱいになります。でもね、考えてみてください。安く作ろうとすればするほど手間暇もかけなくなるし、1社ごと1店舗ごと、そしてオーナーごとの戦略とかやり方まで提案できようはずもないでしょう。もちろん高いからいいわけじゃないですよね。
ただし、これは覚えておいてください。今の時代の商売のあり方はもとより、広告の考え方は、「決して主観的であっては売れない」ということです。
主観的と客観的って何ですか。時代の変化による「主観的」と「客観的」って何ですか。
このテーマをわかりやすくご説明します。なんせ、このことがわからないと、今からの時代の広告は作れない=売れないに突入してしまいますから!
最近、こんなことがありました。
ある九州で有名な大企業さんとのお話です。
「うちのチラシを作ってくれないかな?いくらくらいで作れるかな?見積もりだしてくれますか?」
「ええ、それは勿論かまわないですけど、内容はどうしましょうか」
「うん、このチラシが今までのうちが使っているちらしなんだけどね。紙質はこれくらいの厚さがあればいいね。それから色はカラーでおねがいしたいんですけどね・・・・・・・(中略)・・・・という内容です」
「ええ、わかりました。それで、デザインとか表現ですが、今までのままでいいんですか」
「そうね、それがこのチラシあんまり効果がないんですよ。なにかいいアイデアないですかね」
「そうでしょうね。このチラシだと効果はないでしょうね。さすが大手さんって感じですね。だって内容が一方的で、商品の良さとか部品の精密さとかばっかり載ってますね」
「・・・・・・・・・・・!」
「この商品を買ってもらいたいお客さんって誰なんですか?えっ!主婦ですか?!主婦を対象にこんなムズカシイ機械の話とかをのせるんですか?違うんじゃないですか。
だって主婦が大切に思っていること、欲しいことってムズカシイ機械の話じゃなくて、どれが我が子にとって安全かとかどれを選んだらムダがないかとかじゃないですか?」
−・−・−・−・−・−・(中 略)−・−・−・−・−・−・−
「なるほど、わかりました。確かに大切なのは紙の厚さがどうのとか、機械や部品の精密さとかじゃないですね。買う立場がどんなものを要求しているかを考えないとイカンということですね」
「そういうことになりますね。今まで作っていた広告がどんなに主観的な内容になっていたのかわかっていただけましたか?」
「ええ、確かにそうでした。一方的にこちらの商品の良さとかを訴求しているばかりで、買う立場では考えていませんでしたね。しかしどうしてこういうチラシではいけないんでしょうか?数年前まではこんなチラシの作り方をしていても、同じような売り方をしていても、ちゃんと売れていたのに、不況だからですかねぇ」
「いいえ、そうじゃないんですよ。不況だからじゃないんです。はっきり言えることは、売れるチラシの作り方が変わったんですよ。だって考えてみてください。身の回りにありとあらゆるモノが溢れかえってるじゃないですか。買う側は自分の価値観に会うモノしか買わないんですよ。昔はモノがなかったでしょ。だから、与えられるモノはそれしかないから【売り手の立場】の商品でも売れたんですよ。でも今の時代は違うでしょ。インターネットでモノを調べることも出来るし、そこら中に似たような商品がごろごろしてるわけじゃないですか。消費者は、自分の価値観にあうモノを選ぶんですよ。そしてその価値観があったモノなら高くても買うもんです。
ただし、覚えておいてください。「高いよりは安い方がいい」。これも事実です。
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